アメリカではショールームで買ったままのクルマ、つまり改造が施されていないノーマルのクルマを『Stock』という。NASCARなどで知られる『ストック・カー』の呼称も、ノーマルのシルエットを維持したレーシングカーを意味する。
1/4マイルを全速力で駆け抜け、そのタイムの短さを競うドラッグレースの世界でも、ストックの外観を維持しながら、エンジンや足回りなどをレギュレーションの範囲内でチューンし闘うクラスが存在する。
イラストの1965年製の DODGE CORONET 2ドアセダンは Super Stock と呼ばれるクラスに参加する車両を再現した素晴らしいコンディションの一台。それも日本のMopar※ Crazyが日本で仕上げたものだ。
このクルマのオーナー、Uchida氏が寄稿してくれたイベント『Street Car Nationals』のレポートがORM-webに掲載されている。Uchida氏はこのイベントのヘルパーとして運営にも参加している。こちらも是非ご覧頂きたい。
http://orm-web.co.jp/headline/event/post_24.php
※Mopar
クライスラー製のハイパフォーマンス・パーツ、サービスををさす名称/ブランド。そしてこれらのパーツを使ってチューニングされた同社製のレースカー、ハイパフォーマンスカー、カスタムカーを意味するワード。