フォルクスワーゲン VW カラベル GL E-25MV [中古車情報]

コメント [フォルクスワーゲン VW カラベル GL 神奈川県]

翼の生えた乗り物に乗ってまで仕入れに行ったVWカラベル
実は、神戸のオークションに出品されていたクルマなんです
Ｔ３に関しては、オークションに出品されているクルマは、ほとんど使い切ったボロばっかりで
いつも、実際に現車を見に行ってもクルマの鍵さえも借りたいレベルにならない、見学で終わってしまう物がほとんど
T-WORKSでも、ほとんど再生不良なＴ３はオークションへ出品してしまうのです
そうそう、御宝には巡り合えないのが事実です

ところが、今回は神戸から僕を呼ぶんです！
先代の社長（父親）からの遺言で、「Ｔ３＆Ｔ４だけは現車を見ないで購入する事はならぬ！
どんなに手間でも、現車を見に行ってエンジンをかけ、室内の匂いを嗅いで、下回りの状態を見てから買いなさい」と..........
野生の感？
年寄りの感？
Ｔ３好きの感？
はたまた、変態の感？
現車を見に行きました！
僕の根拠のない「感？」は、当たりました！
ボディは、３４年間も空気にさらされているんですから傷が大小あるのは当たり前の許容範囲
内装は、ビックリするくらい全てがオリジナルで生きてました
そしてもっと、ビックリしたのは現地でひっくり返りながらもチェックするエンジンを含む下回り
クーラントは勿論、オイルが滲みも漏れも一滴もなかったんです
後で当社のメカニックに入庫時の健康診断をしてもらうと.......
なんと、ラジエターロングチューブも交換されており
エンジンもオーバーホールされていたんです
そして............
いつものように、探偵のように前所有者の保管＆管理状況を調べました
関西方面のＹＡＮＡＳＥ販売協力店のショールーム内に入っていたんです！
これは間違えなく御宝で、Ｔ－ＷＯＲＫＳにとって原石でした
販売前の、これから始まるＴ－ＷＯＲＫＳの作業は.......
窓枠のメッキモールすべてを交換
フロントグリル上下をリペイント
ボディーの一部補修
ホワイトリボンタイヤに交換
最後にレポート用紙２枚にぎっしり書かれた納車整備

相変わらずT3好きでないとあり得ない先行投資には、いつも自分でもあきれる
それは、来店するお客様にいつも言っているんですが「すべてが自分が納得する自分のクルマと思っているんで投資してしまうんです」
そこで最近つくづく思うんですがT3にしてもT4にしても、ディーラー車が好きなんです。
乗りやすい右ハンドルのディーラー車で足回りもソフトで実に良い！
今回もT-WORKSを通じて、精一杯元の良いコンデションに戻ったT3を御用意いたします
ただし、これも御客様にいつも言ってます
販売するT3は、現状販売で１００％でなくて１２０％壊れるかもしれません
ただし、家電品ではありませんが初期トラブルは、ちゃんと面倒見ます。
チャンと善人の赤い血がドクドクと流れておりますので、御安心を！
そうじゃなければ、ここ横浜で４５年も商売させて頂けません

追伸........
ボディーのコンデションは、個人個人によって、「３０年前のクルマだから、こんなもんでしょう」なんて感覚の方も
いらっしゃいますが、T-WORKSレベルで約２８万円ほどのお化粧直しと、窓枠のメッキモールを変えてより、
新車当時のコンデションを取り戻しました。
ここまでで、やれやれ４０万円前後の投資をしてしまった（汗）
「俺がやらなきゃ、誰がやる！」
関西から、単身で送られてきたエリート中のエリートなヴァナゴンを、華の関東に運ばれて来て
より洗礼されたヴァナゴンになり、どこに出しても恥ずかし思いをしないヴァナゴンに戻してます！