クルマでもモーターサイクルでも、自分が走る姿を見る機会はあまりない。が、今年は仕事で自分を撮影してもらうことが多かった。特別に運転がうまい訳ではないから、人間がむき出しで、上手いか下手かが一目瞭然になるモーターサイクルのライディングフォームにも自信などない。でもやっぱり乗り物は走ってる姿がいい。てことで愛車に跨がりコーナリングする自分の姿を、写真を見ながら、ちょっと照れながら描いてみた。
相変わらず遠出なんて出来ないが、今年は愛車に跨がる回数だけは多かった。ほとんど取材がらみだが、久しぶりに細かく手を入れたりもした。そうするとこれまた久しぶりに何だかワクワク楽しい気分になってくる。「今度はここをいじろう」とか「来年はあそこに行こう」とか、師走の慌ただしい日々の合間に、そんなことを考えてる自分にふと気づく。うん、悪くないな、そんな時間も。
考えないとやってけない!というのも、まぎれもない事実だったりするのだが…。
来年は先が見えないブラインド・コーナーの向こう側。でもこの暮れはいつもとちょっと違う気がする。やがて訪れる2010年に向け、少しずつアクセルを開けてみようと思う。