Route 66沿いの広大なドライブインに停まっていた、大きな18輪トレーラーたち。よく見れば真ん中のはスクールバスを積んでいる。
FordやGMC、Volvoなど我々にも馴染みのあるメーカー製もあるが、こういった大型トラックのカテゴリーではMack、Peterbilt、Kenworth、Freightlinerといったアメリカンメーカーが幅を利かせている。
かつて日本でも大ヒットした映画"コンボイ"とか"激突 !"なんていう作品のお陰で、アメリカの大型トラックに何だか恐ろしいイメージをもっている人も多いかもしれない。確かに我が国の大型トラックよりもさらに大きく迫力満点だが、実際こんなトラックのドライバーはみな気のいい連中ばかり。車間距離もしっかりとるし制限速度だってちゃんと守る。僕もこれまで旅の途中に何度も彼らと接したが、助かったことや嬉しかったことは数あれど、嫌な思いなど一度もしたことがない。自分の仕事にプライドを持って楽しみながら運転している、この手のトラックを操るドライバーたちからはそんな空気がひしひし伝わってくるのだった。