5月1日、元号が変わる。平成が幕開けするタイミングには社会人になっていた僕は既にクルマに乗っていて、好景気を背景に次々に生まれる新型車たちに胸を躍らせていた。その中の一台が、平成5年デビューの4代目スープラ。北米専用モデルだったオーバーフェンダー付きの2代目とともに僕が大好きなスポーツカーのひとつ。ちなみにSupraは「超えて」を意味するラテン語だという。しばしのブランクを経て5代目もいよいよ発売になるということで再び注目を集めている先代スープラは、平成自動車史の1ページとして永遠に語り継がれる、まさにSupraなクルマだと言えよう。