時代の趨勢とは関係なく、運転を楽しむためのクルマが元気だ。日欧ではダウンサイジングターボのハイパフォーマンスカーが数多く登場しているが、アメリカでは大排気量のいわゆるマッスルカーがやはり強い。マスタングやカマロ、そしてダッジ・チャレンジャーが60から70年代のシルエットを彷彿とさせるスタイリングを身につけるようになって久しいが、このトレンドがマッスルカーの復権に果たした功績はとても大きい。ダイナミックな面構成と鮮やかなカラーリングはいかにもアメリカン。他に比べるもののない魅力に満ちあふれている。
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