日本では「レッカー車」の呼称が一般的だが、アメリカでは「トゥートラック」の方が通りがいいらしい。子供の頃には働くクルマの一つとして憧れの対象だったが、大人になってからは興味の対象から外れていた。ところがアメリカのレース場(彼の地ではレーストラックなどと言うことが多い)で活躍するトゥートラックを初めて見て、そのカッコよさに衝撃をうけた。自動車先進国で育まれた機能美溢れる機材の魅力、V8やV10ディーゼルを積んだ武骨なシルエットのトラックの魅力、そしてキビキビと動くクルー。これらが醸し出す雰囲気が最高なのだ。