ハコスカと言えばKPGC10、スカイラインGT-Rを思い浮かべる人が多いだろう。だがニッサン・スカイラインはもともとはフツーの中型セダン。だから代々ベーシック・グレードが存在する。イラストのハコスカは型式名C10、1500ccの直4OHCを積んだ1969年型のまさにベーシックなセダンである。抑揚のあるボンネット、特徴的なリアフェンダーのサーフィンラインなどが個性的かつ魅力的だ。8代目のR32で復活したGT-Rだが以後は専用ボディーが与えられている。しかしGT-Bから始まる神話の黎明期を支えたスカイラインGTたちはみな、ベーシックセダンのボディーをべースにしたスポーティ・グレード。実は素材の魅力がスカイラインの人気を支えたと言えるだろう。
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こんな魅力的な昭和の国産車が大集合するイベントが5月15日、静岡エコパスタジアム駐車場で開催される。
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