大きなディ-ゼル機関車が2両、3両と連なって力をあわせ、何十両もの重そうな貨車を引っぱる。貨物の多くは40フィートのコンテナ、それも一台の貨車に2段重ねで積まれている。踏切でそんな貨物列車に出会ってしまうと、呆れるほど長い時間待たされることもある。
国土の広さ故、今だに貨物列車も大切な輸送手段たりえているアメリカ。イラストはロサンゼルスの東、ルート66とサンタフェ鉄道が交差する踏切。
アメリカをクルマやモーターサイクルで旅する際、貨物列車に行く手を阻まれるのを嫌うなら、踏切がないフリーウェイ、インターステート・ハイウェイを走ることをお薦めする。日本で言う一般国道、県道などにあたるステート・ハイウェイで行くならば、こんなシチュエーションも楽しみたいものだ。