買い替えを検討している人、車の購入自体が初めての人、毎日車に乗る人、たまにしか乗らない人、 様々な方がいると思いますが、車選びは妥協せず、自分の納得のいく車を購入していただきたいと思います。 理想は、できるだけ安い価格で良い車を購入すること。事故車なんてもっての外です! 今回は、はじめて車を購入する方にもわかりやすいように、中古車選びのポイントをご紹介します。
まずは、どんなことに車を使いたいのか。目的や用途によって選ぶ車のタイプが変わってきます。 車は外観や用途により、さまざまな種類に分類されます。
【ミニバン】
3列シートを備え、6人以上での乗車が可能。荷物もたくさん積むことができる。ファミリーカーの定番である。
車内は広々としているが、その反面燃費が悪くなりがちで、重心が高いため操縦安定が低い。
【コンパクトカー】
小型であるが軽自動車よりはパワーがあり、高速道路の走行も難なくできる。
小回りが利くため、駐車が楽に行える。乗員スペースと荷室が同一の空間にあるのが特徴。
【軽自動車】
排気量660cc以下、乗車店員4名以下などの制約があるが、税金が安く、車両価格も手頃である。
コンパクトなボディサイズで運転がしやすい。小排気量なため燃費も良好であるが、その分パワーが出にくい。
【セダン】
車の最もベーシックな形で、エンジンルーム、乗員スペースそしてトランクルームが独立しているのが特徴。
内外装に高級感がある。安定した走行性能があり、追いついた走行感覚が持ち味。車高が低いため、絶対的な室内スペースは狭い。
【ハイブリッドカー】
ガソリンを燃料とするエンジン、電気を使用するモーターなど2種類の動力源を搭載している車。
非常に燃費が良く、1Lで20km以上は走破できる。
【SUV】
SUVとはスポーツユーティリティビークルの略で、「スポーツ多目的車」と訳される。
パワーがありデコボコの悪路や雪道でも走りやすいが、車体が重いため取りまわし性や燃費性能では不利。
【ワゴン】
ステーションワゴンとは、セダンのルーフ後方を延長し荷物スペースを広くしたもの。
セダン同様の走行性能がある。沢山の荷物を積めるが、全高はセダンと同等であるため背の高い荷物は載せづらい。
中古車の購入にあたり、大切なのは「お店選び」です。
信頼できる中古車販売店を選ぶことで、充実したアフターサービスの期待ができ、後のトラブルも少なくなるでしょう。
中古車販売店にも種類があり、 【ディーラー】とは、自動車メーカーの看板を掲げた中古車販売店のことをいいます。 自社メーカーの中古車を中心としていますが、他社ブランドの中古車もあります。 全国ネットの保障を持ち、メンテナンスや整備面がしっかりしていますが、 手厚い補償と充実したメンテナンスがある分、価格は高めです。
一方の【中古車専門販売店】は、複数メーカーの中古車を揃えており、複数のメーカーの車を一つの店舗で比較することもできます。 販売店の規模や特徴により、さまざまな種類の車がある店や、特定の車種に特化した専門店もあります。 価格もディーラーより安めで、値引きにも柔軟に対応してくれるという特徴があります。 保障内容やメンテナンスは販売店によってさまざまです。契約前に必ず確認することが大切です。
信頼できる販売店を選ぶポイントとして、
・コンディションシートがある
・走行距離や修復歴の情報きちんと表示している
・保証、アフターサービスが充実している
・スタッフの対応が良い
・展示車の手入れが行き届いている
・自社の整備工場がある
・各種団体(JUなど)に入会、加盟している
以上のことがあげられます。
また、多くの中古販売店の諸経費にはバラつきがあるため、必ず見積もりをもらいましょう。
気になる中古車が見つかったら、次は車のコンディションのチェックをしましょう。
修復歴、整備記録、走行距離(巻き戻しがないか書類と確認)
車のゆがみ、タイヤの溝、ホイール、座席のへたり、スライド、リクライニング、
ドア・トランクなどの開閉部分、ねじを外した形跡がないか
フロントガラスの傷(ひび割れや穴があると車検に通らない)
エアコンやオーディオ、パワーウィンドウなどの電気機器、ウィンカー・ハザード、
外観から内装まで、隈なく確認することが大切です。
できれば試乗もしてみて、乗り心地、ハンドルの遊びがあるか、排気ガスの色、エンジンから変な音がしないか、などもチェックしましょう。
また、後々トラブルが出やすい、冠水車や塩害車にも注意しましょう。
・定期点検整備記録簿がない
・事故を隠している中古車
・メーターを巻き戻している
店頭に激安価格の中古車があるのをよく見かけますが、
安いものには安いなりの訳があります。
走行距離が非常に多く、今後不具合が出やすい車や、事故車など。
安すぎる車は販売業者に詳しく説明を聞き、慎重に選びましょう。
また、ネットオークションでも自動車が購入できるようになっています。
しかし、車の品質のチェックや、購入後の各種手続きなど、知識も手間もかかります。
車に相当詳しくない限りは止めた方がいいでしょう。